メルヘンな世界に包まれて楽しくお買い物ができるmomo

 ライターの丸山です。どんどん成長するお子様に、可愛い服を着せてあげたい!と思うママさんに、今回も素敵なお店の情報と嬉しいプレゼント情報をお届けします。さらに楽しいイベント情報まで!?

 ぜひお気に入りの一着(何着でも!)と出会って、お出かけがさらに楽しくなる春をお過ごしください。

※この記事は最終更新日から1年以上経過しています。最新情報は店舗へ確認してください。

可愛くてリーズナブルだからいっぱいオシャレを楽しめる!

 西燕駅からほど近い住宅街、一軒のお宅の前にかわいいフラミンゴのオブジェが。ベビー&キッズ服のセレクトショップ「momo」の目印です。
「momo」は3人のお子さんを育てる代表、坂下真美さん(39)が自宅の敷地の一角に構えた店舗で、セレクトしたインポートものの子ども服を中心に、アクセサリーや文具、雑貨が、メルヘンな空間の中にぎゅっと詰まっています。

 「momoのラインナップの基本は、『可愛い普段着』です。安くて可愛くて、汚しても『ま、いっか』で済ませられるような(笑)商品を揃えています」と坂下さんが言うように、服はほとんどが3,000円以下。しかもインポート物ならではの可愛いデザインが特長で、返品・交換、試着もOK!

 決して目立つ立地ではありませんが、インスタグラムや口コミで訪れるお客様が多いそうで、中には保育士さんや支援センターでお店のことを聞いたというママさんもいらっしゃるとのこと。近郊の燕三条から新潟市、長岡市から来るお客様が中心で、リピーターがなんと約半数を占めています。

一軒家の敷地の奥なので、見落とさないよう要注意
可愛いデザインが特徴だが、男の子向けの洋服も揃っている
ストローや文房具、アクセサリーなどの雑貨も豊富

カラーバリエーションが豊富な無地の子ども服が人気

 商品ラインナップは、メインとなる子ども服が新生児から130cmまでが中心。なかでもmomoで常に人気のデザインがカラーバリエーションが豊富で、どんなファッションにも合わせやすい「無地」のもの。カットソーやTシャツ、カーディガンにレギンスなど、無地製品の種類も豊富です。0歳から2歳までオールシーズンで履けるブルマは、デザインのバリエーションも豊富で、プレゼントに一番人気!

 この日1歳になるお子様と来店していたお客様は、カットソーとワンピースをご購入されていました。
「姉が子どもの服をmomoで買っているのに付き添っていたこともあり、私も子どもができて通うようになりました。やっぱりmomoの服は他のお店では見ない可愛いインポートものがあるし、姉の子どもとお揃いにできるのでいいなって」とお話ししてくださるお客様に、「(お子さん)大きくなりましたよね」と温かくこたえる坂下さんの笑顔が印象的でした。

人気のシンプルなカーディガンは8色展開
プレゼントでもらったママが、後日色違いを購入することも

あげて楽しい、もらって嬉しい「おむつケーキ」

 momoの看板商品の一つが、出産祝いや赤ちゃんがいるご家庭に喜ばれる「おむつケーキ」です。
ケーキの形に紙おむつがぎゅっと詰まっており、バルーンとラッピング込みで1段の基本料金が700円。お好みでラッピングを増やしたり、2段や3段に組んだり、おむつのサイズやメーカーも選べたりと、実用的でオリジナリティあふれるプレゼントは、確かに喜ばれること間違いなし!

 新潟のハンドメイド作家、4人のものも。実際のパンを焼いてカットして作ったものや、独創性あふれるモチーフなど、他にないデザインの雑貨たちは、坂下さんがきちんと顔を合わせて、納得した方から買い付けています。

 ママや親子連れだけではなく、子供たちだけで買い物に来ることもあるそう。お誕生日プレゼントを探したり、修学旅行の時におそろいでつけるアクセサリーを選んだり...一時は近所の小学校でmomoのリボンがブームになったこともあったそう!

おむつケーキはロゼット(花形の装飾)やリボンで華やかに
ロゼットには名前やイラスト、写真も入れられます

ネットショップを経て、自宅に夢のお店を開業

 坂下さんは高校卒業後、雑貨屋に勤務、その店舗に趣味で作っていたアクセサリーやバッグを置いていたほか、ネット販売もしていましたが、結婚・出産を機にストップ。再開を決めてからは子ども服を手作りして、三条マルシェといったイベントや再びネットでの販売をするようになったそうです。

 「ネット販売も楽しかったのですが、実際に服をディスプレイした空間作りをしたかったんです。そこで家の増築に合わせて、お店を持つことにしたんです」

オープンは2014年4月。自宅の改築を機に、敷地の一角にmomoの実店舗を構えました。

 「お店をしているとみなさんの成長をずっと見られるんですよね。お腹にいた時から見ている子も多いんです。感慨深いです」とのこと。ママが服を選んでいる間に、お子さんたちと一緒に遊ぶこともあるそうです。

そして実は坂下さん、4月20日、燕市の交通公園で、子ども服屋さんやハンドメイド作家さん、お花屋さんや飲食店さんなどが集まる楽しいイベント「momoピクニック2」を企画しています。フォトスポット、ワークショップもあるそうなので、オススメです。

お店をしていて一番嬉しい瞬間は「前回買った服を着てきてくれた時!皆さんに愛してもらえる、ふらっと立ち寄ってもらえるようなお店になれたらいいなと思います」(坂下さん)。

今回プレゼントにもなっているポップなハンドメイドマスク
「子育て経験が接客トークにも生きています」(坂下さん)

<取材を終えて>

お客様や商品への「大好き!」が100%伝わってくる

 取材させて頂いたママさんのお話しの中に「出産してからは、自分の服よりも子どもの服を見るようになりました。いろんな服を着せたいと思います」という言葉がありました。きっと共感される方も多いのではないでしょうか。
可愛くてリーズナブルな子ども服をたくさんそろえるmomoは、そんな思いを持つママさんに寄り添ってくれるお店だと感じました。

 お話ししていると、よく語尾に「ありがとうございます」とつけてくれた坂下さん。お店や商品への愛情がすごく伝わる取材でした。

momoピクニック2の会場は、芝生が広がる心地いい会場なので、ぜひ敷物持参で坂下さんに会いに遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

賑やかな装飾はお手製のものも多く、年々増えているそう
坂下さんの親しみやすさやセンスにあふれた店内!

SHOP INFO
momo
住所:燕市杣木3135-6
TEL:0256-63-5173
営業時間:営業時間:月・水・金曜 12:00~18:00 火・土曜 12:00~17:00 
定休日:木曜、日・祝日
駐車場:2台

丸山智子
ライター

東京でコピーライターとして勤務したのち、5年前にUターンと同時にフリーランスのライターとして独立。イベント広報や雑誌・WEBマガジンなどで執筆している、超甘党&舞台好きの39歳。プライベートでは新潟と東京で生ハムの原木を持ってピクニックをしています。

写真撮影:内藤雅子